【映画】『サイトレス』あらすじ・うすらストーリー感想(Netflix配信)
こんにちは!ずわいさんです。
今回はNetflixで配信になった映画「サイトレス」について鑑賞後の感想を書いてみたいと思います!
う~ん惜しい!じつに惜しい作品でした…。
『サイトレス』ってどんな映画?
映画のあらすじや概要・キャスト、鑑賞後の おおまかなストーリー(個人的に目についた内容)と共に感想を書いてみたいと思います。ネタバレを避けたい作品鑑賞前の方はご注意ください。
映画概要
2020年製作アメリカ映画 89分
主要キャスト
- マデリン・ペッチ・・・・・・・・エレン
- アレクサンダー・コック・・・・・クレイトン
- ディセンバー・エンスミンガー・・ラナ
あらすじ
バイオリニストのエレンは、ある日突然何者かに襲われ失明してしまう。頼りになる兄は日本へ仕事で出張中だった為、世話係の介護士と仮住まいのアパートを手配してくれる。慣れない環境で何とか目の見えない生活を過ごすエレンだったが…何かがおかしいと疑念を抱き始める…。(映画本編参照)
Sightless - Official Trailer - MarVista Entertainment
*以下ストーリーを含む感想になっています。鑑賞前の方でネタバレしたくない場合はご注意ください!
【おおまかなストーリーと共に鑑賞後の感想を書いてます。】*ストーリー部分青表記
映画「サイトレス」うすらストーリー感想
オープニング…女性がベランダに歩き飛び降ります。
いきなり暗~い展開ですが…「なんで飛び降りた?」と気になり話に誘導されて場面が変わりました。なかなか気になる展開…(。-`ω-)
エレン(主人公)の目に巻かれた包帯を看護師が外してくれたが全く見えない状態。看護師の話しかける声だけが聞こえます…「コンコン」と壁を叩き「先生を呼んできますね」と言って出て行く看護師。
なんで壁を叩いたのか?…気になりますが…そのままスルー。
医師に「失明」と宣告され絶望したエレンの元へ刑事がやって来ます。薬剤をかけられて襲われたが犯人の心当たりあるかと聞かれ、強盗か前の夫かもしれないと答えたエレン。強盗の場合はエレンが持っていたバイオリンを狙ってじゃないかと言います。
離婚した旦那さんは人から恨みを持たれるような人だった様ですね…(;´・ω・)ここでエレンがバイオリニスト(元?)なのがわかりました。
一人で不安なエレンの元に、日本に出張中の兄から介護士と介護のための仮住まいを用意したと連絡があります。
失明なんて大事なのに…お兄さんは帰って来てはくれないのね…( ;∀;)
エレンが目を覚ますと介護士のクレイトンが話しかけてきましたが仮住まいのベットの上の様で、いつどのようにここまで来たのかエレンは全然覚えていません…。
車で来たとクレイトンが言ったけど、寝ていたとはいえ全然覚えてないのは何かおかしいよね?なんか怪しい感じです…(~_~;)
クレイトンは11:00~14:00まで毎日来ると時間を指定して部屋から出ていきます。
エレンは親友のサーシャに連絡するがずっと留守電のままでした…。
頼れる人が傍に誰もいないのは不安ですね…(;´・ω・)
クレイトンが来たのでエレンは気になっていた外の音について聞きます。エレンがベランダ側からしか音が聞こえないと言うと防音窓のせいだと言われます。エレンは、気晴らしにバイオリンを演奏することをクレイトンにすすめられるが嫌だと断ります。
もうこの時点で怪しい…。ちなみに私はここで「後に分かる展開」に気づいてしまいました(;´・ω・)
エレンの隣の部屋から言い争う男女の声が聞こえ、女性を助けようと隣の部屋の入り口にメモを残します。
自分も目が見えなくて大変な立場なのに…( ;∀;)結構お節介さん?優しいエレン。
隣の部屋の女性ラナがメモを見て訪ねて来たが、エレンが顔を触ると顔に大きな傷があった。ラナは「誰も信じるな」と言って怯えながら帰っていく。
ん?どういう意味?やっぱり何かおかしいと思う所ですが…エレンさんはまだ何も気づいていないご様子…嘘やろ(;・∀・)
エレンは自分の担当刑事に連絡…旦那さんがいるようなのでDVを疑いましたが、刑事からは何もなかったと言われます。
エレンが隣の部屋に入る人に声をかけるが、ラナだと思った人物はラナの夫で余計なことをするなと脅されます。怯えているエレンの元へたまたま下のロビーにいたというクレイトンから連絡が…クレイトンが来て突然エレンへ好意を伝えギクシャクしてしまいます。
その後(どのくらいの時間がたったのか謎?)エレンは失明した時に襲ってきた人物(?)に襲われます。担当刑事が来て事情聴取されたが、刑事は親友のサーシャが事件の日以来行方不明で怪しいといいます。
ここまで来たらおかしいと気づくんじゃないの??…という展開でもまだエレンさんは気づいていないみたい。ド天然なのか?( ;∀;)もう絶対クレイトン怪しいんですけど~!!
エレンは、親友に裏切られたかもしれないと絶望しベランダからゆっくりと飛び降りました。(最初の場面)だが、目覚めたエレンは防音壁に囲まれた外の音が流れる部屋にいた…。え?どこ?どういうこと?と怯えるエレンは隣のラナに助けを求めますが、ラナは怯えて何もしてくれませんでした。
目が見えないってこういう感じなんでしょうね…。これは怖いわ~、自分だったら何も見えなくて歩き回れるかな~?無理だな~(~_~;)
ラナが帰ったあとクレイトンがご飯を作りに来て、「すぐ戻ってくる」と言って「コンコン」と机を鳴らして出ていきます。エレンは気づきます…目が見えなくなってから出会った人はすべてクレイトン??
やっと気づいたエレンさん!遅すぎやろ~!!それにしてもクレイトン怖すぎ~サイコパス( ;∀;)
エレンはクレイトンを殴りつけて気絶させ、またラナに助けを求めます。ラナはクレイトンの妹で自分も監禁されている、部屋の通気口が唯一逃げ出す希望だといいます。
エレンはラナに教えてもらった通気口を探そうとしますが、クレイトンに捕まってしまいます。エレンがクレイトンになぜこんな事をするのか訊ねると、父親に監禁され外から聞こえたエレンのバイオリンの音が救いだったからといいます。
どいうこと~?!自分勝手な理由でエレンは監禁(しかも失明まで)されていたようです…。しかも理由が薄すぎませんか?( ;∀;)
エレンは油断したクレイトンを攻撃して気絶させ、通気口を確認すると張り付けてある薬剤の小瓶(?)を見つけます。また襲い掛かって来たクレイトンに向かってエレンは口に含んだ薬剤を吹きかけた…。
小瓶の中身はエレンが失明した時にかけられた薬剤だったようです。失明するぐらいだからたぶん劇薬…口に入れても大丈夫だったのが不思議…(;´∀`)
苦しむクレイトンの傍らでラナが助けに来て、監禁場所のシャッターを開けるとエレンは脱出する事が出来た…。
外は光で白く反射して全く見えませんでしたが、たぶん脱出できたのでしょう。よかった~!
6か月後…エレンはまたバイオリンを携え舞台に向かっていた…。
END
時間が短いから?ん~~、良いんだけど惜しいなぁ~(~_~;)
作品の内容というか発想は素晴らしいと思いました!目が見えない人が伝えられたものを想像の中で組み立てている感覚が映像でうまく表現されていました。伝えられたものが全くのウソだった時の恐怖はどれほどか…想像できませんが感じ取ることはできました。真っ暗なところで上も下もわからないところに放り出されたらこんな感じなんでしょうね…怖いわ~( ;∀;)
最初のシーンで看護師が「コンコン」と壁を鳴らしたのだったり、ラナが「通気口が唯一の希望」と言ったのがただの逃げ道という意味じゃなかったり…なかなか細部に伏線があって「なるほどね~!」と感心しました。
すごくいい作品だったんですが…もうちょっといろいろ詳しく知りたい部分が多かったのが残念でした。「え?それどういう人?」とか「どんな関係?」ていう細かい部分の説明が無さ過ぎて、大事なポイントがわかりにくかったです。大まかな話はどんどん進んでいくけど…「え~と、この人は別に重要じゃなかったのね」(親友のサーシャとか)みたいな…。「たぶんこういう事かな?」と考えながら観ましたが…答えが無いので最後まで正解なのかわからないままでした…。
それにラナ以外の人物全員がクレイトンだったとしても、日本に出張中のお兄ちゃんの声までクレイトンがマネできたのか??うそやろ?!っていう部分。さすがに身内の声はわかるのでは??声真似だけでは無理でしょ~?と、ちょっとモヤモヤが残ってしまいました。
最近の映画では珍しく、90分弱の作品だったから細かい表現ができなかったのかもしれませんね…(;´・ω・)とにかく非常に惜しい!という感想でした。
以上、映画「サイトレス」のうすらストーリー感想でした!
ここまで読んでいただきましてありがとうございました。
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