【ネタバレほぼ無し】Netflix韓国ドラマ『イカゲーム』あらすじ・感想
こんにちは!ずわいさんです。
Netflixで韓国ドラマ「イカゲーム」が配信になり連日ランキング1位になっていますね!私も配信日にイッキ見しましたが…みなさんはどうでした?
私は「可もなく不可もなく…」といった感想でした(;^ω^)
おもしろくないわけでは無いけれど…スゲ~おもしろいかと言われると…。
人気作品にこのような感想を抱くと天邪鬼なようでちょっと嫌なんですが(;´∀`)
あれですね…世間でもう言われているように「あ~、アレに似ているな~」っていう視聴済みの作品を思い出してしまい、私はイマイチのめり込めなかったのかも…。
内容の感想と私が似ていると思った作品(視聴中に思い出した作品)をやや比較しながら…書いてみたいと思います。
韓国ドラマ『イカゲーム』ってどんなドラマ?
作品概要
2021年韓国作品/全9話/監督・脚本ファン・ドンヒョク
主要キャスト
- ギフン/イ・ジョンジェ
- サンウ/パク・ヘス
- セビョク/チョン・ホヨン
- ジュノ/ウィ・ハジュン
あらすじ
勝てば天国、負ければ…即死。賞金に目がくらみ、奇妙なゲームへの招待を受けた参加者たちを待っていたのは、昔ながらの遊びを取り入れた死のゲームだった。
【引用元:Netflix「イカゲーム」公式サイト】
イカゲーム | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
『イカゲーム』予告編【引用元:Netflix映画「イカゲーム」公式サイト】
*以下の感想はほぼネタバレなしで書いていますが、鑑賞前の方で少しでもネタバレしたくない場合はご注意ください!
Netflix韓国ドラマ「イカゲーム」感想
ストーリーの主題はギフンが別れた妻と新しい家族と暮らす子供ガヨンを取り戻すために大金が必要になり怪しいゲームに参加する話です。
まず、ギフンがギャンブル好きで借金取りに追われているというキャラ設定が『カイジ』に似ていると思わせる所です。キャラ設定で違う所をあげるなら…カイジは独り身でギフンは母や子供のガヨン(別れて住んでます)という守るべき対象がいる所です。ですが…ダメっぷりはカイジとどっこいどっこいです。
ファン・ドンヒョク監督は「カイジ」や「ライアー・ゲーム」の影響を受けたと言っているようなので、キャラクター設定がダメダメギャンブラーになったのかもしれませんね。
ゲーム参加者たちが集められた施設では終始「デスゲーム」が繰り広げられますが…ゲーム以外でも精神的に追い詰められた参加者たちが争い死んでいきます。
最後に生き残った者だけが大金を手にできる所も『カイジ』と同じですが…こんな殺戮は繰り広げられてはいなかったので、『イカゲーム』の方がクリアするのはたぶんハードですね(;´∀`)
最初のゲーム「だるまさんが転んだ」に出てくる【女の子型ロボット】は『神さまの言うとおり』に出てくる【だるま】や【招き猫】に雰囲気が似ていますが…ファン・ドンヒョク監督がイカゲームの脚本を書いたのはだいぶ前(2009年頃)とのことでたまたま雰囲気が似ちゃっただけという事でしょうかね(;´・ω・)
【映画『神様の言うとおり』予告編】
そのほかにも「あ~アレに似てる」っていう部分があって…たとえば主催者側の赤いジャンプスーツは『ペーパー・ハウス』を思い出させる…。
ゲーム施設内にある【カラフルな階段】の形は『ハリーポッター』のホグワーツにあった階段を思い出し…色は何故か『チャーリーとチョコレート工場』を思い出す(笑)
ビジュアル部分で「なんだっけ、あ、あれに似てるな~」と思い出させる所があったので…私はちょっとストーリーに集中できなかったのかも(;^ω^)
それから…いなくなった兄を探すためにゲーム主催者側に潜入したジュノも…なんだかストーリーに必要だったのかな?と…続編ありきで作られた伏線なのかしら??
私がのめり込めなかった最大の理由は…序盤で「黒幕ってこの人なんじゃないかな?」って思ってしまったので…その辺も「すごいおもしろい~!」って思えなかった原因かもしれません( ;∀;)
似てると思う原因はビジュアルのせい?むしろそこが良かったのかも…
主題の部分はありがちなストーリー(デスゲームで大金を手に入れる)なのになんでここまで人気が出たのか…私の考えではいろいろな作品の「良いとこどり」したからかな~と思いました。
映画を「観る方」の立場で考えると予告や初見のビジュアルで「おもしろそう!観たい!」と思った作品を選んで観ますよね…当たり前ですが(;´∀`)
逆に「これ苦手なやつかも…」と初見で思ったら観ようとは思わないんですけど…そこをうまく突いたのが「イカゲーム」だったのかもしれませんね。まず作品名のインパクトがハンパない(笑)
それに「行き過ぎ手前の寸止め状態」のストーリー展開とビジュアルが激しいのが苦手な人にもちょうどいい…。
たとえば、私の中で『カイジ』は観ていて悲しくなる作品なんです。もちろんカイジがゲームを勝ち抜き最後に大金を手に入れて「やった~!」ってなるんですけど…「結局また落ちぶれてダメダメになるんでしょ?(もちろんお金を奪われたり組織に誘導されてそうなってしまう所もありますが)」っていう虚しさや悲しさがあるので…人間のダメな部分を見るのってちょっと苦手。そのへん「イカゲーム」は「やった~!」の所(負けて消された人たちを思う気持ちがあるのはカイジもギフンも同じですが)すっきり主人公の不幸が(ちゃんと大金を手に入れることができる)終わるのでそんなに悲しい気持ちにならない。しかもゲーム参加者の中で本当にかわいそうな(不幸な)登場人物って弟や家族の為に参加したセビョクだけじゃない?(笑)
そんな感じで視聴者の「オチが悲し~」や「すっきりしないな~」を無しにして「やった~」ってだけ思わせてくれる。もちろんギリギリなんですけどね、幼馴染のサンウとのゲーム対決は悲しかったけど…そんなにいい奴じゃない(横領で作った借金が参加理由だし…)所があったので…そんなに…。あ、私のサンウに対する感じ方ですが(笑)
むしろ似ていると言われる作品のビジュアルのいい部分のインパクトとストーリーのエグイ部分寸止めの「ダブル良いとこどり」で主人公の活躍に感情移入させたのがこの作品のヒットの理由だったのかも⁈
以上、Netflix韓国ドラマ「イカゲーム」の感想でした!
ここまで読んでいただきましてありがとうございました。
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