日本一短いどうでもいい話 その7
「やさしさの難しさ…」の巻
どうも、ずわいさんです。
みなさん!動物は好きですか?(だいぶ大きいくくりで聞いてみます汗)
私は身近な動物だと猫が大好きです( *´艸`)
その他の動物も好きですが…虫は苦手です…( ;∀;)
めっちゃ怖い…っていいながらなんだかんだ「とりゃ~~!」と退治できちゃう訳ですがね(;´∀`)
昨日…洗濯物を干すためにウッドデッキの窓を開けたらスズメバチ(たぶん黄色スズメバチ)が家の中に入って来てしまいました…で…パニック…怖いよ~( ;∀;)
何とか退治しようと考えましたが…殺虫スプレーも無く…ハエ叩きで華麗なるスマッシュを決め(本当はなかなか当たらずいろんなものを軽く破壊し…)無事退治…???
した?と思われます……と、言うのもですね…「バシ~~ッ!」と叩いて「ビュ~~ン」と飛んで行った方向を探したんですが…居ないんですよ…スズメバチ…。
え?めっちゃ怖いんですけど~!ってありとあらゆる棚の後ろやかごの中なども探したんですけど…いない…。そうこうしているうちに仕事に行く時間…「ブブブブッ」とか羽の音もしなかったので…気になりながらも仕事に行きました(;´Д`)
仕事をしながらもスズメバチの事が気になっていました…家にいるにゃんこ達が刺されたら大変なので…ただ猫がハチに刺されたってあんまり聞かないから大丈夫かなとも思ったんですがね(;´・ω・)
で、心配なまま仕事から帰ったら…家の前の道で竹ぼうきを掲げて何やらしているご近所のおじ様が…。
「ミャーミャー」え??子猫ちゃん??
道を挟んで向かいの家の屋根の上には生後約1カ月ぐらいの子猫が…。
助けてあげようとしているのか?てかなんでそんな小さい子が屋根の上に??と…竹ぼうきを持ったおじ様に話を聞いてみると…助けているわけではなかったのです…。
話によると…野良猫が向かいの家のベランダに入って子供を産んでしまい…5~6匹産まれたのだが…夜な夜な鳴いてうるさくて寝れないと住民の方が言っていると…。竹ぼうきを持ったおじ様はその住民の方のお隣さんで…困っていると相談されたので、猫に水をかけて追い出したと…(;´・ω・)エ~!カワイソウ
そして…親猫が1匹づつ子猫をどこかへ運んでいたが1匹だけ取り残されていると…。
か、かわいそう( ;∀;)
てか…おじ様がそこにいるから親猫さんが迎えに来れないのでは?
とにかく屋根から竹ぼうきでおじ様が子猫をおろそうとしている…私…どうすれば…。
私の家のお隣さん(猫を飼っている)も出てきていたのですが…「かわいそうで見ていられない…」とどこかへ…でしょうね、仕方ない…関われば責任が発生します。そういう事です。
私もどうしようか悩みましたが…竹ぼうきおじ様にお任せするのは…ちょっと子猫ちゃんが心配…だって竹ぼうきで落そうとしているから~~(:_;)
家に戻って梯子を持ってこようとしていたら…うちの反対側のお隣さん(猫は飼っていないが猫好き)がお買い物から帰って来て「なになに?どうしたの??」とやって来ました。「子猫がね…」と簡単に説明していると…竹ぼうきおじ様が「エイヤ~!」と子猫ちゃんを…あぶな~い!と思ったらガッシリ竹ぼうきにしがみついた子猫ちゃん(よかった~汗)がそっと地上に降ろされました。
で…どうするのかと思ったら…竹ぼうきでおじ様が子猫ちゃんを押しながらどこかへ追いやろうとするではないですか…。ちょ、ちょっと待って、かわいそう。
急いで抱えた私にむかって「触らない方がいい!病気いっぱいもってるから!猫エイズとか知ってる?」と…矢継ぎ早に言ってきました…。
え?あっ…知って…あ…
困っていると猫好きなお隣さんが「手袋!手袋持ってこようか!」と…そ、そうね!ちょうどガーデン用の手袋が庭の物置にあったので急いで取りに行き装着!
また抱えて…どこに連れていけば…
竹ぼうきおじ様が言うには「あっちに親猫が行った」と…。
とりあえず連れていきますが…親猫の気配なし。広い場所ですが…車も通りそうだし側溝もある…ちょっと置いておくには危険。
一か八かになるのは覚悟の上で「親猫が迎えに来るまでウチの庭に置いておきます!」と…言ってしまった(~_~;)
竹ぼうきおじ様に「大丈夫?ほんとにいいの?保健所に電話しようか?」と心配されましたが…ウチの庭に毎日くるにゃんこさんが…たぶんこの子猫の親猫だろうと思ったので…「大丈夫です!たぶん親猫が迎えにきます!」と連れてきました…。
猫好きのお隣さんも心配してくれましたが…同じ責任を持たせるにはかわいそう…大丈夫!と言いながらも…いざとなったらお隣さんが子猫ちゃんを飼ってくれないかしら?と思いながらいったん引き受けました(;´Д`)
庭にそのままだとどこかに行って危険だったので、ちょうど家にあった野菜洗いの桶に入れてあげました…。
こんなやつ…。
子猫ちゃんは桶の中で「ミャーミャー」鳴いてお母さんを呼んでいます…。
がんばって鳴いて呼ぶんだよ!…心の中で思いながら家の中へ…外にいると親猫さんが警戒して来ないかもしれないので…てか、私…仕事から帰ってやっと家に入った(笑)
屋根が出ている窓の前に桶を置いたので、窓に顔を押し付けながらちょいちょい確認…。
末の子が学校から帰って来たので「外に子猫がいるんだよ~」と言うと「見たい!!」と言いましたが…「だめ、親猫さんが迎えに来るから」と…我慢させました。(ていうか帰って来た時ミャーミャー鳴いてる声に気づかなかったのか??(笑))
だいぶ時間が経ち…ちょっと焦って来ました…。
このまま親猫が迎えに来なかったら…保健所はかわいそうだし…うちはこれ以上にゃんこさんを増やせない…いざとなったらやっぱりお隣さんにお願いを………。
そう考えていたら…親猫さん来た~~~~!
子猫ちゃんを口にくわえて一生懸命連れて行きました!親猫さんはやっぱりいつもうちに来るにゃんこさんでした。よかった~!!
末の子と「良かったね~!帰ってきたらお兄ちゃん(長男)に話そうね~!」と2人で喜びました。ノラ猫さん達がそのままなのは良くない事は重々承知ですが…とにかく親猫さんが子猫を迎えに来てくれて良かった(*´ω`*)
お兄ちゃんが帰って来たので夕飯を食べながら今日の「子猫事件」を話しました。
すると…お兄ちゃんは「その竹ぼうきおじさんムカつく!子猫なのに!かわいそうだと思わないのか!」とめちゃめちゃ怒って……うん、まあ…そうね。
猫が好きな私たちにとっては竹ぼうきで押したり降ろしたり子猫がかわいそうと思うのですが…猫が(動物が)嫌いな人はそんな風に対応するのは仕方ないのだよ…。
竹ぼうきおじ様だって自分の家で子猫が産まれたわけではなく、お隣のベランダで産まれたのに世話を焼いていたわけだから…ある意味、困っているお隣さんを想ってやった事だからね…。お隣さんには優しい人なわけよ…。
猫が嫌いな人はだいたいみんなそんな感じよ?という私に…息子は「猫エイズはそもそも人間にはうつらないし!そんな害虫を扱うみたいに…ひどい!!」とご立腹は収まらず…まあまあ落ち着いて(;´∀`)
お母さんだって猫は好きだけど虫は嫌いだから…虫には容赦しないもん…同じ生き物なのに…やさしさを向ける方向や物や存在は人それぞれだから…虫が大好きな人には「こいつムカつく!」って思われるかもね~。
あ”あああ~!!忘れてた!!スズメバチ~~~~~!
その後すっかり忘れていた朝に退治した行方不明のスズメバチを探しましたが…結局見つかっていません...( ;∀;)コワイ~
で、だからどうしたって…人それぞれの優しさや親切の表現があって…結局のところ受け手側が「優しいな~ありがとう!」と思ってくれればみんな間違えではないという話…。決してすべての表現方法が正解なわけではないかもだけれど…(;´∀`)
とりあえず…うちの長男みたいにイライラしちゃったとしても…にゃんこの写真で癒されてください♪
以上、日本一短いどうでもいい話 その7でした~。