そのクラゲ、狂暴につき-Beautiful but ferocious-

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Netflix『トライブス:明日を拓きし者』あらすじ・うすらストーリー感想

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引用元:Netflix「トライブス:明日を拓きし者」

2021年2月19日Netflix配信「トライブス:明日を拓きし者」はドイツの海外ドラマです。ドイツドラマというと私は「ダーク」を思い出したんですが、あの重~い暗~い感じ(面白いんですが雰囲気がどうしてもそんな感じ…)は全くなく、めちゃめちゃおもしろくて一気に観てしまいました!

世界観が「THE100」に似てる?たぶん出てくるキャラクターのスタイルにひっぱられてるだけですが(;´∀`)

Netflix配信「トライブス:明日を拓きし者」シーズン1感想

作品のあらすじ、鑑賞後の おおまかなストーリー(個人的に目についた内容)と共に感想を書いてみたいと思います。ネタバレを避けたい作品鑑賞前の方はご注意ください。

あらすじ

2029年謎の大停電「暗黒の12月」によって世界は滅亡した。生き残った人々は各地で独自の信仰と文化を持つ極小国「トライブ」を築いていた。「暗黒の12月」の謎が解明されないまま年月がたったある日、トライブ同士の覇権争いに巻き込まれた3人の姉弟たちが生き別れになってしまう…3人は人生を翻弄されながらも再会と「暗黒の12月」の謎を求め命をかける。


『トライブス: 明日を拓きし者』予告編 - Netflix

*以下ストーリーを含む感想になっています。鑑賞前の方でネタバレしたくない場合はご注意ください!

おおまかなストーリーと共に鑑賞後の感想を書いてます。】

うすらストーリー感想

シリーズ1

2074年ヨーロッパ

オリジニー(トライブ)の成人の儀式のため、リヴ・キアノ・エリヤ3姉弟は森に狩りに出ていた。狩りを終え戻ろうという時、見慣れぬ飛行物体が森に墜落するのを見る。キアノはすぐに確認しようというが、リヴはリーダーの父ヤコブに話してからといい居住地に戻る。戻ったリヴたちが父に話すと「外の世界には手を出すな」と言われる。

クロウ(トライブ)のヴァルヴァラはアトランシャン(トライブ)のジェット機を墜落させたとカピタン(司令官)のイヴァに報告し、機体を回収するため領外へ出る許しをもらいに行った。カピタンはアトランシャンのテクノロジーが欧州大陸を支配するための鍵だと考えていたため、戦争になりかねないクリムゾン(トライブ)領への侵入を許した。ヴァルヴァラは任務を成功させれば上級高官の座を褒美にやると言われる。

オリジニーではエリヤの成人の儀式が行われていた。リヴは父に墜落機に生存者がいるかもしれないので調べるべきだという。父は渋りながらもオリジニーの始祖でありリブたちの母クロエの「全生命は一つ」の言葉の元に、墜落機を調べに行く事にした。

翌日、父は仲間と3姉弟を連れ墜落機を調べに行った。飛行機の残骸はあったがパイロットはおらず、みんなを帰し父とマークは近くのリトルプラハ(トライブ)に捜しに行く事にした。

みんなが飛行機の残骸を調べている間に、エリヤは「青い文様が光る黒い四角の物体」を近くで見つけた。エリヤは懐に隠して自分の秘密基地に持って行った…するとパイロットが大ケガをして倒れていた。パイロットは「キューブを無くした…」という。

パイロットのケガの治療をしようと医療品を取りに戻ったエリヤは、リヴとキアノにみつかってしまう。パイロットのケガを見たリヴは手術が必要だといい、居住地にパイロットを運び込んでしまった。

リトルプラハへ行ったヤコブたちは領土民とクリムゾンの兵士たちが虐殺されているのをみつける。まだ息のある兵士が「アトランシャンのパイロットを捜しているクロウにやられた…」という。ヤコブとマークは急いで居住地へ戻った。

エリヤは治療を終えたパイロットの元へキューブを持って行った。パイロットは東方から危険なものが襲ってくるといい、キューブをアーク(箱舟)に届けるようエリヤに頼む。

ヤコブは仲間たちにクロウがパイロット捜して襲ってくることを伝える。

ヤコブはやって来たクロウにパイロットを連れていけといい、争いを避けようとしたが…クロウたちは一斉に襲い掛かって来た。

エリヤはパイロットを助けようとしたが、ケガがひどく立ち上がる事も出来なかった。パイロットはキューブが君を導くといい、キューブにエリヤの瞳をスキャンさせ逃げろと言った。エリヤはキューブを持って逃げた。

ヤコブ、マーク、キアノと仲間数名は拘束され、リヴはボージー(クロウの戦士)に腹を刺されて倒された…。エリヤがキューブを持って逃げたのをボージーに見られ、マークは逃亡先を聞かれたが白を切ったためにヴァルヴァラに処刑されてしまった。残った者たちは奴隷としてブラトク(クロウの領地)へ連れていかれた…。

その頃、腹を刺され死んだと思われたリヴが目を覚ました…。

シリーズ2

 目を覚ましたリヴはオリジニーが虐殺され大量に倒れているのを見てショックを受ける。そこへキューブを探しにボージーのグリエタがやって来た。リヴは隙をついて攻撃し、グリエタに家族の行き先を聞いたが「もう助からない」と言われとどめをさそうとした…だが偵察に来たクリムゾン兵のダーヴィッドに拘束されてしまう。

キューブの光が消えてしまった…エリヤはリトルプラハまで逃げてきた…。

入口に大きなトラックがとまっていた…キューブを修理しようとすると物音が聞こえ、がらくた修理屋のモーゼスがやってきた。エリヤはモーゼスにキューブをの修理を頼んだが持ち逃げされてしまう。走り去るトラックを見ているエリヤの背後からボージーが襲い掛かって来た。だが、間一髪のところでモーゼスが戻ってきて助けてくれた…エリヤはモーゼスのトラックで一緒に逃げ去った。

リヴが目覚めるとクリムゾンの分隊基地アーレンベルクにいた。ダーヴィットになぜクロウが襲ってきたか尋ねられ、アトランシャンのパイロットの事を話したがキューブはなかったと嘘をついた。家族をブラトク捜しに行きたいとダーヴィットにお願いしたが「気をつけて」と言われる。

エリヤと一緒に逃げていたモーゼスはキューブを修理して売ろうと提案する。修理はしたいが売る気はないエリヤは断ったが、車を下ろされそうになり売ると嘘をつく。

リヴはクリムゾンの捕虜になっているボージーのグリエタからブラトクへの侵入方法を聞き出そうとしたが、グリエタは憎まれ口をたたき言おうとはしなかった。リヴはグリエタに牢屋から出す代わりにブラトクに連れて行けと約束させる。

ブラトクに連行されたヤコブとキアノたちはイヴァの宮殿に着いた。ヤコブは1人カピタンのイヴァの元へ連れていかれ、キアノはヴォルク工場へ連れていかれた。

リヴはダーヴィットにグリエタと約束したことを話し、ブラトクに侵入するため協力するようお願いする。ダーヴィットは「まずは体を休めろ」と言うだけだった。

シリーズ3

車で移動していたエリヤはモーゼスに「暗黒の12月」について聞き始めた。こんな世界になった大停電は、サイバー戦争か軍事ウィルスが原因だとエリヤは思っていた。だがモーゼスは持論だがアトランシャンの仕業だと思ってるという。

リヴはブラトクの侵入方法をグリエタから聞き出せないままだった。リヴは一旦本当に脱獄させれば気を許して話すはずだと話すが、ダーヴィットに無理だと言われてしまう。

キアノはヴォルク工場で奴隷として働くことになった。何とか父と一緒に逃げ出そうとしていたキアノは、仕事を教えてくれていた奴隷のリナスに何か方法はないかと聞く。リナスは「ボッシュ」という奴隷同士の戦いに勝つことが出来れば、クロウのボージーとして自由になれると教えてくれた。

エリヤはキューブを直してもらうため、モーゼスの知り合いアミーナの所を訪れた。アミーナはキューブを売った利益の10%で仕事を請け負った。修理が終わりエリヤがキューブに瞳をスキャンさせると、キューブは浮かび赤い光と共にホログラムが映し出された。ホログラムには防護服を着た人物と、黒い煙のような塊が迫って来る様子が映っていた。しばらくすると、キューブは光を失い落ちてしまった。

リヴはクリムゾンになる事を約束し、もう一度ダーヴィットにグリエタの脱獄をお願いした。

リヴはダーヴィットと一緒にグリエタの牢獄に行った。リヴはダーヴィットを油断させ拘束すると、グリエタを牢獄から連れ出した。ブラトクへ向かってあるきながら、グリエダはクロウの仲間になるようリヴを誘う。信用したグリエタはブラトクへの侵入方法を話した…するとリヴが照明弾を撃ってクリムゾン兵が包囲した。リヴはグリエダをだまして情報聞き出すことに成功した。

キアノは2人の奴隷が看守長のクロウと組んでヴォルクを盗んでいるのを見つけ、ボッシュに出るため密告しようとする。だが、リナスに裏切られ逆に勝手なことをする反逆罪で、ヴァルヴァラに絞首刑を命じられてしまう…。

シリーズ4

キューブがまた動かなくなってしまった…アミーナが言うにはモジュールが故障していて交換が必要だった。アミーナは南部帝国に近い交易所いるブラッカーがモジュールを持っているかもしれないという。モジュールを手に入れるため出発しようとすると、クロウが追いついてやって来た。アミーナはおとりになり、モーゼスとエリヤたちを逃がした。

キアノは絞首刑のため、ワイヤーを首につけられた…だがヴァルヴァラが看守長と奴隷がヴォルクを盗んでいた証拠をみつけ、看守長は自害し奴隷とリナスが処刑された。ヴァルヴァラは「ハッカーヘ」と部下へ伝え、キアノは連れていかれた。

キアノはヴァルヴァラの城へ連れていかれ、「ハッカーヘようこそ」とデヴィアットが声をかけてきた。ハッカーはヴァルヴァラのルボヴニック(お気に入り)がいる場所だった。デヴィアットの他にアノン、エディ、ウサンがいた。

クリムゾンの兵士になったリヴは、隊長のダーヴィットの作戦でブラトクに侵入することになった。だが、ダーヴィットは作戦を実行する事を首都のファーザー(君主)に秘密で行おうとしていた…。

モーゼスとエリヤが交易所へ向かう途中アルタイ山脈から逃げてきた家族と出会う。家族は「黒い大群」から逃げてきたといい、「ヨーロッパにやって来る…それを見たらみんな死ぬ」と言った。

ダーヴィットたちがブラトクへ出発しようとすると、首都にいたはずのファーザーが突然やって来た。部下のメルクが密告し、反逆罪の罪でダーヴィットは捕えれてしまった。

交易所に着いたモーゼスたちはブラッカーにモジュールを譲ってほしいとお願いする。だが、キューブをブラッカーに奪われてしまう。

キアノがヴァルヴァラに連れられて行ったパーティー会場で、父のヤコブがイヴァのヴォルニックとしてひどい扱いを受けているのを見つける。キアノはヴァルヴァラの一番のお気に入りになった。

シリーズ5

ブラトクへ家族を助けに行けなくなったイヴは、牢屋に入っているダーヴィットにどうするべきか聞きに行く。ダーヴィットは和平を望むファーザーの考えには賛同できないといい、イヴにファーザーに毒を盛って殺すように言う。

キアノはヴァルヴァラにボッシュに出るにはどうすればいいのか尋ねた。ヴァルヴァラは死の覚悟ができてないものは参加できないとキアノに言った。

キューブを奪われたエリヤとモーゼスはわざと騒ぎを起こしブラッカーからキューブを奪おうとした。だが、すぐに捕まってしまった。

イヴァの特別な食事会に呼ばれたヴァルヴァラに連れられ、キアノはまた父と会うことができた。トイレに行くふりをしてキアノとヤコブが話している所を、デヴィアットに見られてしまう。ヴァルヴァラはキューブが見つけられずイヴァの側近に選ばれなかった為イラついていた。

エリヤはキューブをアークに届けないと東から襲ってくる何かを止めることができないとブラッカーに話し、キューブを返してもらうことができた。

リヴはファーザーに呼ばれ和平のために捕虜を返しに行くと聞かされる。ファーザーに毒を盛ろうとしていたが、一緒に家族を助けに行こうと言われ考えを変える。

イラついたヴァルヴァラに呼ばれたデヴィアットが惨殺されてしまった。そこへ呼ばれたキアノも自害を強要され、実行しようとしたがギリギリでヴァルヴァラに止められた。ヴァルヴァラはキアノにボッシュに出るよう命令した。

キューブを取り返したエリヤが瞳をスキャンさせて起動させると、アークへのナビが発動した。そこへクロウが追いかけて来た…するとキューブが「警告、敵意を探知」といい銃の形に変形した。

シリーズ6

クロウがモーゼスを拘束している所へ、エリヤはキューブの銃を持って乗り込んだ。エリヤはモーゼスを助け出し逃げた。キューブを売ると嘘ついていたエリヤにモーゼスは怒っていた。だが、エリヤが素直に謝り一緒にアークへ行って欲しいというと、モーゼスはアークに向かって車を走らせた。

イヴはダーヴィットの部下のイエボアに牢屋への秘密の入り口を教え、助け出すよう鍵を託した。イヴと捕虜のグリエタは、ファーザーと共にブラトクへ出発した。

国境に着くと見張りのクロウが数名いた。捕虜をすぐに解放しろとクロウが言い戦闘になりかけたが、ファーザーが出てきて「休戦についてカピタンに話がある」と伝えるようクロウにいい止めた。クロウの伝令がブラトクへ向かった後、ファーザーはクロウと握手をした。すると、どこかから狙撃されどちらも殺されてしまった…。

イヴはグリエタを車から助け出したが撃たれてしまい、建物の中に隠れているとダーヴィットが現れた。狙撃したのはダーヴィットたちだった。ダーヴィットは一緒に来いと言ったがイヴは断った。

キアノはボッシュに出たが、対戦相手は父のヤコブだった。キアノは戦わないと叫んだが、イヴァは戦わなければ二人とも絞首刑だと言った。キアノはそれでも戦いたくないと言ったが、ヤコブは戦えといいキアノは父を殺してしまう。

イヴはグリエタを助けようとしたが死んでしまった。途方に暮れていると馬に乗った女性が現れ「ここで死ぬか私たちと逃げていきるか」と言ってきた。女性は「私はアリア、フィーメンよ」と言った。

キアノは加入式で「ターロック」という名前を与えられクロウのボージーになった。

エリヤとモーゼスはキューブのナビで目的地に辿り着いたが、湖があるだけで何もなかった。周りを探しても何も見つからずモーゼスは諦めろと言って帰ろうとした。だが、諦めきれないエリヤが湖にキューブを投げると、黒い大きな正方形の扉が現れた…。

NEXT…

ドイツのドラマは掘り出し物の宝庫かも⁈

一気に観ちゃいました!おもしろいです!恐る恐る期待を最小に観始まったんですが…。大当たりでした!!!

モーゼス役に「ダーク」のウルリッヒ役だったオリヴァー・マスッチさんが出てるんですが…めっちゃ良いキャラクター( *´艸`)ウルリッヒとは全然違う「ノリノリハイテンションおじさま」なキャラクターで、かなり笑わせてもらいました。

最初の段階で3姉弟がバラバラになってしまうので、3人のストーリーが平行線で進んでいくんですが、全然こんがらがる事もなく観ることができました。

ドイツ作品だとどうしても人物相関で難しかった「ダーク」を、しかめっ面で観たことを思い出してしまって…この作品はそんなこともなく楽しめました!

ただ、作品内特有の名称が多かったですね(;´∀`)

名称説明とトライブの人物分けはあった方が観やすいかもしれませんね。

いや~、まだ配信されたばかりの作品だからか…それともドイツ作品だから観ていない人が多いのか定かではありませんが、作品評価が低いと思うのは私だけでしょうか?

私はぜひ観ていただきたい作品としておすすめします!!!

 以上、「トライブス:明日を拓きし者」うすらストーリー感想でした。

ここまで読んでいただきましてありがとうございました。

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