そのクラゲ、狂暴につき-Beautiful but ferocious-

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【映画】『ヘレディタリー/継承』あらすじ・うすらストーリー感想

ヘレディタリー 継承(字幕版)

ヘレディタリー 継承(字幕版)

  • 発売日: 2019/04/10
  • メディア: Prime Video
 

こんにちは!ずわいさんです。

今回はホラー映画「ヘレディタリー/継承」について鑑賞後の感想を書いてみたいと思います!私の大好きなホラー作品です( *´艸`)

この作品は話題の映画「ミッドサマー」のアリ・アスター監督の長編映画デビュー作ということで、ミッドサマー鑑賞前の予行練習で観てみました。

いや~…なかなかパンチのある作品でしたよ(/・ω・)/

『ヘレディタリー/継承』ってどんな映画?

映画のあらすじや概要・キャスト、鑑賞後の おおまかなストーリー(個人的に目についた内容)と共に感想を書いてみたいと思います。ネタバレを避けたい作品鑑賞前の方はご注意ください。

映画概要

2018年製作アメリカ映画 PG12 127分

監督最新作「ミッドサマー」が話題のアリ・アスター監督の長編映画デビュー作

主要キャスト

あらすじ

グラハム家の祖母エレンが亡くなり、悲しいはずが微妙な感情の自分を気に病む娘のアニー。 エレンが溺愛していたアニーの娘チャーリーの様子がおかしいことに気づき始めた時…すでにグラハム家の崩壊は始まっていた。エレンが遺品に残した「失うものを嘆かないで、犠牲は恩恵のためにある」というアニーへの手紙はいったい何を伝えたかったのか…。想像を絶する恐怖が一家を襲う。(映画本編参照)


映画「ヘレディタリー/継承」<超恐怖編>(11.30公開)

*以下ストーリーを含む感想になっています。鑑賞前の方でネタバレしたくない場合はご注意ください!

おおまかなストーリーと共に鑑賞後の感想を書いてます。】*ストーリー部分表記

映画「ヘレディタリー/継承」うすらストーリー感想

グラハム家の祖母エレンが亡くなった。葬儀を無事済ませた娘のアニーは、エレンとの思い出があまり良いものではなかったため、心から悲しむことができません。

アニーの娘チャーリーは祖母エレンのお気に入りだったが、「おばあちゃんは私に男の子になれって言った」とアニーに打ち明けます。

どういう意味があったのか…ここではまだ分からない謎です。何と言っても出演者がなかなか個性的なビジュアルなので、もうすでに「不穏な空気&怖い~」が襲ってきます(;´∀`)

アニーがエレンの遺品箱を見ていると「愛する娘美しいアニーへ、どうか許して多くを言えなかった。失うものを嘆かないで。犠牲は恩恵のためにある。愛をこめて母より」という意味不明な手紙を見つけます。アニーが部屋を出ようと明かりを消すと、暗闇の中に死んだはずのエレンが…。気のせいだったのか、電気をつけると消えていました。

チャーリーは変わった子(?)で、窓に激突して死んだ鳩の首をはさみで切り落とし持ち帰ったりします。やば怖すぎ…(;´・ω・)チック症なのか「カコッ」って口を鳴らすんですよね、これが後々何かに繋がるのかな?

アニーはエレンの死を自分なり受け入れるため、夫のスティーブに内緒でセラピー集会へ参加します。母の解離性同一性障害や痴呆の症状、父のうつ病での餓死、兄の統合失調症での自殺、兄の遺書には「母さんが僕の中に何者かを招き入れた」と書かれていたなどセラピーで自分の家族の話をします。

家族全員が普通じゃなかったようで、アニー自身は大丈夫なのか?と疑問…でも娘のチャーリーを見ると普通じゃないかもと感じますよね(;´・ω・)

祖母のエレンは孫のピーターに過干渉で操ろうとしていたため、アニーとスティーブはエレンからピーターを遠ざけるようにしていました。

孫をかわいいと思うのは普通の事ですが…危険に感じるほどの干渉とはどれほどだったのか?アニーの家族と祖母エレンが複雑な関係だったことがわかります。

ピーターがパーティーに参加のため、アニーに車を借りるとチャーリーを連れて行くよう言われます。チャーリーが邪魔なピーターはケーキを食べて待ってるよう言いますが、チャーリーはナッツアレルギーでショック症状をおこしてしまいます。あせったピーターは病院に連れて行こうと車を飛ばしますが、窓から顔を出していたチャーリーの顔が電柱に激突し頭が取れてしまう…。

ぎゃ~~!かなりショッキングなシーン…( ;∀;)どんだけスピード出したらあんな風になるのか…取れる?コロンって…(~_~;)

ピーターは放心状態で自宅に帰り、そのまま自室に向かいます。翌朝、アニーがチャーリーの無残な姿を発見し狂ったように泣き叫びます。

え?なんで?ピーターがそのまま部屋に戻ったのが謎。妹でしょ?頭取れたんだよ?これぞまさに現実逃避なんでしょうか…(;´・ω・)

アニーは娘を死なせたピーターを憎みながらも愛しているジレンマで悩み、チャーリーが好きだったツリーハウスで一晩過ごします。

このツリーハウスがなんとも不気味…家の窓から見えるのですが、電気暖房の赤い光に照らされて悪魔の家のようです…。

アニーはまたセラピーに出かけますが、気が進みません。帰ろうとするとジョーンという女性がきて、自分も息子と孫を無くしていると話し連絡先を渡してきます。ジョーンの自宅に行くと、アニーの母が持っていた玄関マットと似たものが使われていました。

玄関マットって似たようなものがたくさんあるから、普通似ててもあんまり気になりませんよね…。でもこのマットは名前(ジョーンって)が刺繍してあってなにか意味があるもののようです…名前の刺繡入り玄関マット…常に踏まれる…気持ち悪いですね(;´∀`)

数日後アニーが出かけた先でたまたま(?)ジョーンと再会し、アニーを無理やり家に連れて行くと孫を呼ぶ降霊術を見せます。ジョーンはアニーに呪文の書かれた紙を渡し、チャーリーを呼び出すよう勧めてきました。

アニーが降霊術をやってみるとチャーリー(?)が答え、スティーブとピーターを無理やり降霊に参加させます。

ピーターが怯え始めたのでやめますが…時すでに遅し(-ω-)この時にはたぶんもうアニーはおかしくなっていたんでしょうね。娘があんな無残な死に方をしたんだから気も狂いますよね…。

アニーが悪い気配に気づき、ピーターを守ろうとチャーリーの遺品のスケッチブックを燃やします。するとアニーの体に火が付き急いでスケッチブックを取り出します。

何か良くない事がおこっているのは確かですが…まだ取り返しがつくと思っているアニー。「やっちまった~!」と思ったけど…時すでに遅し( ;∀;)

学校にいたピーターがテラスにいると道の向こうからジョーンが「出ていけ~~!!」と叫んでいます…その後、授業中ピーターは息ができなくなり、自分の顔を激しく机に叩きつけます…。

ジョーンが幻覚なのか本物なのかわからないですが、めちゃめちゃ叫んでて怖い…。もう登場人物みんなが狂っている感じですが…ピーター(お父さん)だけまとも。

アニーはジョーンが原因なのではないかと思い、エレンの遺品を探すと儀式を行うエレンと並んで写るジョーンの写真が…。アニーは屋根裏に異変を感じ登ってみると、そこには埋葬したはずの母エレンが首が無い状態で横たわっていました。

え~~~( ;∀;)⁈誰が持ってきたの?何となく稲川淳二の「北海道の花嫁」っていう怖い話を思い出しました。(誰か知ってます?)しかし、首が無いのにエレンってよくわかったな…(~_~;)

戻ったピーターとスティーブに「自分が犠牲になってこの異様な現象を止める」とアニーが暖炉にスケッチブックを投げ入れると、スティーブの体が炎に包まれる。

え?パパに火がついちゃいましたけど…。一番まともな人だったのに…(;・∀・)

ピーターが目を覚まし父と母を呼ぶが返事が無い…。父のスティーブが丸焦げで横たわり、裸の見知らぬ男が立っている!?…ピーターが逃げ出すと、アニーが異常なほど執拗に追いかけてきます。ピーターは屋根裏部屋に逃げ込み、アニーは狂ったように扉に頭を何度も打ち付ける…

もうめっちゃ怖い( ;∀;)くっ、狂ってる…アニーの【高速ヘッドバンキング】はヤバいです。屋根裏に逃げ込むまでにもアニーが【壁を這っている】シーンなんかもあって…ぜひ映像で観て欲しい部分ですね…私、巻き戻して何回も観ちゃいました(;´∀`)

急に静かになった屋根裏部屋…振り返ると宙に浮かんだアニーが自分の首を糸で切り取ろうとしていた…。

いつの間に⁈ていうか、宙に浮いちゃってる時点でおかしいんですけど…。行動すべてが異様すぎて…私、「ん⁈」「え⁈」を心の中で繰り返していました(;´∀`)

驚いたピーターは屋根裏部屋の窓から転落してしまう。ピーターの体に光が吸い込まれ、ツリーハウスへ歩き出す。

ん?大丈夫なの??結構ヤバそうに落ちましたけど?生きているのか?

ツリーハウスの中には裸の男女が立ち、首のない祖母と母がひれ伏していた…。

ピーターの後ろから女性の声…「いいのよ、チャーリーもう大丈夫よ。あなたはペイモンになった。地獄の8王の1人…ペイモン万歳!ペイモン万歳!

END

怒涛の「謎」が最後まで私を襲いまくる…

謎~~~~( ;∀;)

う~~ん、私は嫌いじゃないですが…この意味不明な感じ…不穏な感じを掻き立てる効果音。おおまかなストーリーでは伝わらない…実際に観ないとこの雰囲気はわからないと思います(;^ω^)

常に不気味感をまとっている映像ですが、全然嫌ではなく時間も長く感じずのめり込んで見れましたよ…私はね…。でも、評価が賛否両論なのはうなずけました。これは好き嫌い別れるだろうな…。実際私の娘は(?)な感じだと言ってました。「これどうなん?」と…。

要は継承されたのは悪魔の魂だったのでしょうけど…。いや、悪魔崇拝すること自体が継承されたのかな?祖母のエレンはペイモンではなかったようなので。でも最後にピーターにむかって「チャーリー」と呼び掛けている所から考えると、チャーリーはペイモン(ペイモンの器)になっていたってことなのかな?器としてチャーリーを使っていたけど本当はピーターを器にしたかったってことですかね。

チャーリーが「カコッ」って口を鳴らす癖は何か意味があったのかな~?最後にピーターも同じような音を鳴らしていたので、「器が変わったよ!」ってわからせるための伏線だったのかな??私的にはすごく気になったのですが…最後まで真相はわかりませんでした(;´・ω・)

玄関マットも謎のまま…ペイモンウェルカムって事なのか??踏んでくれって事?(笑)

余談ですが…アニーが糸で首をキリキリするシーンで、最初何をしてるのかわからず自分の首をグーで叩いているのかと思ってしまいました(笑)…血がブシュブシュ出てたからそんなわけないですよね(;´∀`)

ただ怖いだけのホラーというより、映画鑑賞後の考察や議論が好きな人たち向けジャンルのホラー映画なのではないでしょうか…。

以上、「ヘレディタリー/継承」のうすらストーリー感想でした!

ここまで読んでいただきましてありがとうございました。

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